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横浜みなとみらい芸術祭「和楽」2018年3月9日(金)〜11日(日)みなとみらいギャラリー 開催報告

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開催概要

復興への思いが伝わる3日間の美の祭典

 2018年3月、横浜みなとみらいにて「和楽」第8弾となる「横浜みなとみらい芸術祭 和楽」が開催されました。
 横浜港を望むみなとみらい地区は、赤レンガ倉庫や大観覧車、横浜ベイブリッジなど横浜を象徴する景観が集まり、観光スポットとしても有名なエリアです。本展では、みなとみらい駅直結の複合商業施設クイーンズスクエア内に位置するみなとみらいギャラリーが展示会場となりました。
 地下鉄の駅から続く昇りエスカレーターを上がってすぐ、ショッピングモールやホテルに通じる往来の途中にみなとみらいギャラリーはあります。展示の一部が通路側からも見通せる開放感ある造りになっており、誰もが気軽に立ち寄りやすい雰囲気です。
 ここに、全国から出展された絵画や書道、工芸など多岐にわたるジャンルの美術作品105点が並べられました。また、和楽では初めての試みとして、詩にイメージイラストを添えたアートパネルの展示もおこなわれました。
 会場は大きく3つのエリアに分けられ、それぞれに〈詩のアートパネル〉〈書・水墨〉〈絵画・工芸作品〉が展示されています。
 エントランスすぐのエリアには詩のアートパネルが並び、柔らかな筆致の装画に彩られた詩の数々が情感豊かに来場者を出迎えます。その奥に続く外光を遮断したエリアには、書作品の展示です。余分なものを削ぎ落した究極の文字のアートである書と心静かに向きあえる落ち着いた空間となりました。そしてそこから一転、自然光がふんだんに差しこむ吹き抜けエリアには、色彩豊かに絵画や工芸などの作品がずらりと並び、さまざまな趣向で老若男女幅広い世代の目を楽しませました。訪れた方々は思い思いに、作品の巧みな技巧に唸ったり、そこに込められた想いに共感の意を示したりしながら鑑賞していました。
 また、すべての出展作はポストカードに仕立てて来場者に配布され、その意味でも鑑賞された皆様に作品の印象が深く残る展覧会となったのではないでしょうか。
 このたびの開催は、東日本大震災から7年目を迎える3月11日を含めた3日間を会期とし、いまあらためて芸術の力で復興へのエールを送るための展覧会でもありました。そのため、それぞれの出展作には作者からの復興応援メッセージを添えられています。それぞれのメッセージを前に、来場者はあらためて復興への想いを抱かれたことと存じます。
 このように今回の「和楽」は、例年どおり多くの方々に和やかに芸術を楽しんでいただくと同時に、7年前の震災の記憶を風化させず、復興への支援を呼びかけていくための意義深い展覧会となりました。

横浜みなとみらいにて「和楽」第8弾となる「横浜みなとみらい芸術祭 和楽」が開催されました。

アンケート結果

アンケート結果から

 このたびは3日間という短い会期ながらも、たいへん多くの方にご来場いただき、まことにありがたく存じます。展示内容につきましても、大多数の方にご満足いただくことができたのではないかと存じております。アンケートでは「ジャンルにこだわらないさまざまな作品が見られて面白かった」「作者の想いが伝わってくるような気迫が感じられた」などの感想をいただいております。
 また、詩のアートパネルという「和楽」初の試みにつきましても「ふだんあまり詩を読まないが、意外と親しみやすかった」「イラストと詩がマッチしていて相乗効果があった」など、詩情にひたる豊かなひとときを楽しんでいただけたようです。
 そして、本展は震災復興へのエールを送ることをひとつのコンセプトとしてまいりましたが、その理念においてもたくさんのご賛同をいただき、アンケート回答欄には「感謝」や「希望」「祈り」といった言葉とともに、「風化させてはいけない」というメッセージが数多く寄せられました。アートを通じ、あらためて復興への願いを強くひとつにすることができたのではないかと感じております。なお、このたびはご回答いただいたアンケート1枚につき100円を小社より募金するという取り組みをおこない、会期終了後、累計45,100円を「東日本大震災みやぎこども育英基金」に寄付することができました。
 最後になりましたが、本展の成功はひとえにご参加くださいました皆様のおかげと存じ、心より感謝申しあげます。

アンケートでは「ジャンルにこだわらないさまざまな作品が見られて面白かった」「作者の想いが伝わってくるような気迫が感じられた」などの感想をいただいております。
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