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いろは 創刊号

いろは 創刊号

日本人であればだれもが知っている古歌として、さらには手習いの手本として中世から今日まで広く親しまれてきた「いろは歌」。その日本語としての美しい響きと、遙かな伝統の重みにちなんで、このたび小社では『いろは』と題する文芸誌を創刊する運びとなりました。誌名には併せて「いろいろなことば」「ことばの彩り」というニュアンスも込められています。
言葉はじつに不思議なもので、何気ないフレーズが言いまわしひとつではっとするするほど表情を変えたり、一瞬にしてさまざまな情景を呼び起こしたりする力を秘めています。そんな感動を、『いろは』を通じて少しでも多くの人に伝えていきたい。そう願って、私たちは専門誌よりも気軽に手に取れる、身近な文芸誌づくりをおこなっていく所存です。
残念ながら、近年では若い世代を中心に詩歌離れが進行中。その意味でも、今後『いろは』をひとつの場として、より多くの人々が詩歌を楽しみ、理解を深めていただけるようになれば、これに勝る喜びはありません。
いま第一歩を踏みだした文芸誌『いろは』を、ぜひご一読くださいますよう、お願いいたします。


2012年3月30日発行
B5判 386頁
定価(本体1,428円+税)
ISBN 978-4-86113-191-2 C0492


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CONTENTS

『青鞜』創刊100年記念特集

特別対談 瀬戸内寂聴×森まゆみ 「青鞜の女たち」
「青鞜」がとりもつ縁で出会ったというお二人が、平塚らいてうをはじめとする「青鞜の女たち」について赤裸々に語る特別対談。同性愛、隆鼻術、さらには「若い燕」の話とさまざまに弾む話題にはじまり、「青鞜」はやはり革命だったのだと意気投合するまで、森さんいわく「贅沢なフルコース」のような対談をお楽しみいただきます。

宝石箱──「青鞜」短歌を読んで 林あまり
小説や評論と並んで、短歌は多くの著名な歌人も名を連ねて「青鞜」の大きな柱となりました。そのなかから、誌上での歌数が多い歌人、ぜひ紹介したいと思う歌人を林あまりさんが選び、作品とともにご紹介します。

青鞜の俳句 らいてうの俳句 飯島ユキ
意外にも、「青鞜」に俳句を発表したのは平塚らいてうと保持研子(俳号・白雨)の二人のみ。しかし、俳句には深く傾倒していたらいてうと、いまだ知られぬ部分の多い白雨について、その句や間柄をらいてうとも親交のあった俳人・飯島ユキさんがご紹介します。

「青鞜」異聞──「青鞜」的な、余りに「青鞜」的な或る愛の行く末 正津 勉
数多くの個性的な女性が活躍した「青鞜」にあって、らいてうとも創刊メンバー全員ともあらゆる面で対極の存在だったひとりの女性、生田花世。彼女をめぐる「青鞜」上の論争と、「或る愛の行く末」について詩人・正津勉さんが語ります。

青現代詩歌セレクション
短歌・俳句・川柳・詩・エッセイ……日本全国からセレクトした詩歌をご紹介します。

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