出版物

トップページ > 出版物 > いろは vol.3

いろは vol.3

いろは vol.3

古歌として、あるいは手習いの手本として、日本人であればだれもが知っている「いろは歌」。その美しい言葉の響きと、はるかな伝統の重みにちなんだ誌名にて創刊された小社の文芸誌『いろは』は、おかげさまでこのたび第3号を発行いたしました。今回は46頁にわたる特集「正岡子規 生きるまなざし」をはじめ、歌人の坂井修一さんのインタヴューなど読みごたえある内容。さらに、現代作家の短歌・俳句・詩を人気イラストレーター13名の描きおろし作品が彩る「現代詩歌セレクション」では、従来の文芸誌にはみられない詩歌とイラストのコラボレーションがたっぷりと楽しめます。さまざまな日本語の美しさに気軽に親しめて、ヴィジュアル的な楽しさも満載の一冊となった『いろは』vol.3をぜひご一読ください。


2013年7月20日発行
B5判 244頁
定価(本体1,428円+税)
ISBN 978-4-86113-193-6 C0492


amazon.co.jpで購入する

CONTENTS

特集 正岡子規 生きるまなざし

駆け抜けた人生 子規の35年
わずか35年の短い生涯のなかで2万句以上もの俳句をつくり、20余巻の全集にも収まりきれない膨大な量の文業を残した子規。とりわけ精力的に取りくんだ文学革新は、日本近代文学の礎となりました。その足早な人生の歩みをたどります。

特別対談 稲畑汀子×坪内稔典 子規から虚子へ―写生とその継承
高浜虚子を祖父にもち、「ホトトギス」主宰として俳壇の第一線で活躍する稲畑汀子さんと、子規研究の第一人者として広く知られる坪内稔典さん。子規・虚子それぞれの写生のとらえ方や、「病を楽しんだ子規」と「老いを楽しんだ虚子」の対比など、子規と虚子をめぐるさまざまな話題についてお話しいただきました。

子規最晩年のまなざし「仰臥漫録」
子規が死の前年の明治34年9月から死の直前まで、俳句・写生画を交えて赤裸々に綴った病床私記「仰臥漫録」。2001年、約50年ぶりに発見されたその原本を撮りおろしにてご紹介します。

子規の写生句二〇選 青木亮人
新奇な題材、意外な組み合わせ、平凡な日常を平淡に詠むことの魅力……ひとくちに「写生句」といっても、じっさい子規の作品に触れるとそこにはさまざまな「写生」があることにあらためて気づくことでしょう。子規の写生句から20句を選び、そのありようをご紹介します。

写生の筆先―水彩の筆・墨の筆 松井貴子
西洋の美術理論に導かれて、子規の文学革新の支柱となった「写生」。その実践ともいうべき子規の作品において、俳句や文章と絵画にはどのような関係がみられるでしょうか? 新資料の「山茶花猫」や晩年の「仰臥漫録」を例に挙げながらご紹介します。

病牀六尺 食の楽しみ
晩年、病床にありながらも驚くほど旺盛な食欲を示していたことで知られる子規。いまも東京に残る老舗から故郷松山の名物まで、子規がこよなく愛した味をご紹介します。

現代の作家たち② 坂井修一
短歌・俳句・詩など各ジャンルを代表する作家をクローズアップする連載インタヴュー。第2回は今年3月まで「NHK短歌」の選者を務めるなど歌人としてご活躍のいっぽう、東京大学情報理工学系研究科の教授としてコンピューターの研究・開発の最先端に取り組む坂井修一さん。文学と科学という、一見対照的に思える二筋の道の歩みについて伺いました。

現代詩歌セレクション

現代作家の短歌・俳句・詩を人気イラストレーターによる描きおろし作品が彩る、「いろは」ならではの詩歌とイラストのコラボレーション。言葉の魅力をいっそう引きたてる試みをお楽しみください。
vol.3 イラスト担当:石村ともこ/井上小夜子/井上文香/いわしまあゆ/北住ユキ/木村桂子/清原健彦/正一/高田美穂子/永野ヒロコ/平岡瞳/平野瑞恵/水谷有里(50音順)

お問い合わせ

株式会社六曜社

〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1-12-2クロスオフィス渋谷4F

TEL:03-5774-7321
FAX:03-5774-7322

メールでのお問い合わせはこちらから。
お問い合わせ

お問い合わせフォームへ 電話番号:03-5774-7321