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いろは vol.5

いろは vol.5

古歌として、あるいは手習いの手本として、日本人であればだれもが知っている「いろは歌」。その美しい言葉の響きと、はるかな伝統の重みにちなんだ誌名にて創刊された小社の文芸誌『いろは』は、おかげさまでこのたび第5号を発行いたしました。今回は43頁にわたる特集「詩歌とめぐる東北の旅[後篇] 宮城・岩手」をはじめ、俳人の宇多喜代子さんによる巻頭エッセイ、歌人の今野寿美さんへのインタヴューなど読みごたえある内容。さらに「いろはpremium 詩歌と語る」「いろはcollection 詩歌の庭」では、現代の詩歌を現在ご活躍中の作家による作品鑑賞とともにたっぷりとご紹介します。さまざまな日本語の美しさに親しめて、ヴィジュアル的な楽しさも満載の一冊となった『いろは』vol.5をぜひご一読ください。


2015年11月30日発行
B5判 カラー244頁
定価(本体1,389円+税)
ISBN 978-4-86113-195-0 C0492


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CONTENTS

巻頭エッセイ 私と俳句「八十の汗しとど」 宇多喜代子

宇多喜代子さんによる書き下ろしエッセイ。俳句を始めたころの思い出から現在の心境まで、さまざまなエピソードをご紹介くださっています。

私と俳句「八十の汗しとど」 宇多喜代子

特集 詩歌とめぐる東北の旅[後篇] 宮城・岩手

宮城:仙台、多賀城、塩竈、松島をめぐる夏の旅
平安の昔から歌枕の宝庫として憧れられてきた東北(みちのく)を詩歌とめぐる旅の後篇は、前号の福島からさらに北上してまずは宮城へ。奈良時代に陸奥国府が置かれた多賀城、そして17世紀には伊達政宗公の城下町・仙台を中心に栄えた宮城は、その歩みを伝えるさまざまな歴史遺産がいまも残ります。とりわけ陸奥国一宮である鹽竈(しおがま)神社、松島の瑞巌寺は圧巻。さらには芭蕉が「おくのほそ道」で第一の目的とした、風光明媚な松島湾の情景をお楽しみください。

岩手:奥州藤原氏の黄金郷、平泉を訪ねて
平安時代末期、奥州藤原三代が築いた黄金都市、平泉。「五月雨の降のこしてや光堂」と詠んだ中尊寺金色堂、「夏草や兵どもが夢の跡」と詠んだ高館など、芭蕉の名句で知られる場所をはじめ、現世に極楽浄土を築こうとした毛越寺など、いまも国宝・重文3000件余りが伝わる平泉を詩歌とともにめぐります。

特別インタヴュー高野ムツオ 震災といういまを句に刻む
宮城県岩ケ崎町に生まれ、いまも多賀城市内に住む高野さんが東日本大震災に遭ったのは仙台駅でのこと。2013年にはその体験を詠んだ句を含む句集『萬の翅』を発表し、読売文学賞、蛇笏賞を受賞するなど高い評価を受けました。そんな高野さんに、震災のさなかでも句を詠もうとした理由、現在の心境などをうかがいました。

文人が愛した湯/宮城・岩手のみやげ ほか
このほかにも歌人・俳人ゆかりの温泉をご紹介する「文人が愛した湯」、旅の記念にぜひ買い求めたい「宮城・岩手のみやげ」など、宮城・岩手の旅についてのさまざまなトピックをご紹介します。

現代の作家たち4 今野寿美
短歌・俳句・詩など各ジャンルを代表する作家をクローズアップする連載インタヴュー。第4回は日本語の伝統を大切に守りながら、現代に生きる者としての思いを繊細にうたう歌の世界が人気の今野寿美さんに、最新歌集『さくらのゆゑ』についてのお話を中心にうかがいました。

いろはpremium 詩歌と語る

現代歌壇を代表する一人として活躍し、最新歌集『泥と青葉』では斎藤茂吉短歌文学賞を受賞した小島ゆかりさん。高浜虚子の曾孫にあたり、一昨年は俳誌「玉藻」主宰を継承した星野高士さん。そんなお二人に、「いろは」が選りすぐった現代の短歌・俳句についてそれぞれお話しいただきました。

いろはcollection 詩歌の庭

現代作家の短歌・俳句・川柳・詩を、各界の第一線で活躍する著名作家による作品鑑賞とともにご紹介する好評企画。丁寧な鑑賞・解説によって作品の魅力がいっそう際だつ詩歌の世界をお楽しみください。
講評:短歌=池田はるみ、川野里子、桑原正紀、小島ゆかり/俳句=井上弘美、櫂未知子、小島健、星野高士/川柳=尾藤一泉/詩=川口晴美

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